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ギックリ腰のシーズン?


最近、立て続けに「腰が…急に痛くなって」「痛くて立てない」と、ギックリ腰の方の急患が多くなっています。先日は、一日に5人も腰を抱えて来院されたのでビックリでした(>_<) 『魔女の一撃』と呼ばれるぎっくり腰ですが症状としてはかなり強い痛みがでます。ひどい時にはほんの少しでも体を動かすと痛みを感じて動けなくなるほど。 でも、何故この時期に腰痛のお悩みが出てくるのでしょうか?

目次

何故、この時期に痛くなりやすいの?

冬に腰に違和感や痛みを感じるなど悩みはさまざまですよね。 考えてみると冬場の寒い日は、身体を動かしたり外出するのも億劫になります。 休みの日なんて、こたつや布団でゴロゴロしがちです。
冬場は身体を動かす機会が減り、 腰の動きが少なくなることが要因の一つになっています。

冷えからくる腰痛の原因は、 気温が下がる事で血流が低下し、骨盤や下半身の筋肉が硬くなってしまいます。寒さで冷えて固まるさらに動きが硬くなってしまいます。また、腰の血行不良により、筋緊張(こり)をおこし 筋肉・筋膜に痛みがでます。
つまり、腰を動かさないと血行不良になりやすく腰痛になってしまうのです。

その状態で体を動かしてしまうと周りを支えている靭帯や筋肉を傷つけてしまい、部分的な断裂が発生してしまいます。ぎっくり腰は正式には腰椎捻挫と呼ばれています。冬にぎっくり腰が多くなるのは、背骨の一部である腰椎が固まって動かなくなってしまうためです!

普段、気をつけることは?

ぎっくり腰にならないためにはどうしたらいいのでしょうか?
重要なのは股関節と腰椎が固まっていないこ。股関節が自由に動く状態をキープしておくことです!

股関節とお尻の筋肉は、一緒に動いています。股関節には歩くときや立っている時に必要なお尻の筋肉だけではなく、太い血管やリンパ節があり、循環のための重要な場所でもあります。座りっぱなしなど股関節が動かないままでいると、血行も悪くなり繋がっているお尻の筋肉も硬くなります。そして「歩く」「立つ」など日常のちょっとした動きの中でも、他の部分に負担がかかるように…。腰の痛みやだるさはここから起こるのです。

長時間同じ姿勢を取ることが多い人やあまり運動をしない人は股関節と腰椎の関節が固まってしまうため、ぎっくり腰になるリスクが高まります。普段からストレッチをしているから大丈夫だ!という人でも筋肉は柔らかくても関節が固まっていることが多く筋肉の柔軟性が高い分、関節がそれについていけずに捻挫を引き起こすことがあります。
なかなか、ギックリ腰を防ぎきることは難しいですが普段からの姿勢や運動がとても大切ですよ!

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