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足首の傾きは距骨が関係している?

足首が内側や外側に傾いてると感じたことはありませんか?
健康で正常な足は歩行中の衝撃をうまく解消するために少しだけ内側に傾斜していて、歩行の安定にも大きく貢献しています。しかし、足が内側に傾きすぎると、足裏の骨、筋、靭帯に負担をかけてしまうことになり、足の機能を低下させてしまう原因になります。
逆に外側に倒れすぎている時には、土踏まずが異常に高くなって足指の付け根が痛むハイアーチなどを引き起こします。また、外側に傾斜していると、つま先が下がって、引っかかりやすくなるので、転倒の原因となることもあります。
今回は、足首が傾いてしまう原因、内側、外側、前傾、後傾していることでみられる症状などをご紹介していきます。自分はどれが当てはまるのか確認してみてください。

目次

歪みの原因

足首に歪みが生じてしまう原因に距骨が大きく関係しています。
距骨とは、足首を構成している骨の一つであり、くるぶしの内側にある骨です。
距骨が歪んでしまうことで足首も歪んでしまうため、足首が歪んでしまっている多くの場合が距骨に異常が起きている可能性が高いです。
また、距骨は脛の脛骨を支えている骨でもあるため、距骨が歪んでしまうと脛骨も傾いてしまい、姿勢全体が傾く原因にもなります。
姿勢が傾いてしまうと傾いている方の膝や骨盤に負担がかかってしまい、痛みが伴うようになったり、骨盤が歪んでしまう原因にもなります。
そのため、距骨がずれたり、歪んだりするとさまざまな部分にも歪みの症状が現れてしまいます。

みられる症状

足首が内側、外側、前傾、後傾によってみられる症状は変わってきます。
自分はどの種類に当たるのか見てみましょう。

内側に傾いてる方

距骨が内側に傾いているため、膝から下が内側に狭まります。すると身体がバランスを取るために脚の内側が強く緊張します。
・太もも内側の痛み(内転筋痛)
・膝の内側の痛み(X脚・鵞足炎など)
・脛の内側の疲労骨折(シンスプリント)
・外反母趾
・巻き爪
・腰痛

外側に傾いてる方

距骨が外側に傾いているため、膝から下が外側に開きます。すると身体がバランスを取るために脚の外側が強く緊張します。
・股関節炎
・ランナー膝(腸脛靭帯炎)
・膝の外側の痛み(O脚)
・内反小趾
・外くるぶし後ろの痛み(腓骨筋炎)
・腰の圧迫骨折
・腰椎間板症 ヘルニア
・腰椎脊柱管狭窄症

前傾している方

距骨が前傾している状態。つま先重心のため骨盤も前傾し、脚や身体の後ろ側の緊張が強くなっています。
・緊張性頭痛
・坐骨周囲の痛み(鎖骨神経痛)
・膝のズレ
・かかとの痛み
・アキレス腱炎
・周囲炎
・足底筋膜炎

後傾している方

距骨が後傾している状態。かかと重心のため骨盤も後傾し、脚や身体の前側の緊張が強くなっています。
・関節炎(五十肩)
・関節周囲炎
・胃腸障害
・鼠径部の痛み
・膝の皿下の痛み
・浅い呼吸
・腹部の緊張
・恥骨周辺痛
・指上げ

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