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耳まわりの筋緊張「マスク首こり」


新型コロナウイルスの感染拡大予防のために、毎日着用するのが当たり前となった「マスク」。実はマスクによって引き起こされる悩みを抱える方が増えています。
「なんか頭痛が…」「顎まわりが痛い」「首が痛い」なんてことありませんか?
マスクは、耳にかけているゴムで長時間固定され、常に耳が前に引っ張られている状態にあります。すると耳まわりの筋肉が緊張しやすく、肩こりやマスク頭痛、時には顎関節に痛みを起こしやすくなるのです。
耳まわりの筋肉って、結構疲れやすいですよ。

目次

耳へのストレス

マスクをしている間は、耳かけのゴムで両耳が固定されています。常に、耳の後ろが引っ張れるストレスがかかっている状態です。
すると、こめかみの筋肉(側頭筋:そくとうきん)に負荷がかかる
→あごの筋肉(咬筋:こうきん)にも負担
→最終的には頭蓋骨にくっついた胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)という、首のほぼ中央にある大きな筋肉に強い負担がかかるようになります。
そのうえ、マスクをしていることで表情を気にしなくなり、表情筋も使わなくなりがちに。顔のたるみにもつながります…。表情筋を使わないことによる凝りも、胸鎖乳突筋の負担になります。
こうして、首コリが引き起こされてしまい、それが原因で緊張型頭痛が起きてしまうのです。

耳をほぐす

耳と耳のまわりには、自律神経を整えたり、めまい、耳鳴り、全身の血流促進などツボがたくさんあります。
耳を柔らかくすると頭部全体の血流がよくなり、耳まわりの凝っている筋肉がゆるむので頭痛・首コリ・目の疲れの緩和に効果的です! 

とくに、えい風という耳の後ろの骨と耳たぶの間のくぼみにあるツボを押すことをオススメします。えい風の下には表情筋を動かす神経(顔面神経)が通っています。
えい風を刺激することで表情筋の緊張、首コリがほぐれるので頭痛を緩和することが出来ます。また、えい風の場所には老廃物の処理を行うリンパ節があり、顔周りのむくみに効果的です。

耳を動かすセルフケア

ツボ押しは、自分ではなかなか難しいですよね。そんな時は、耳を動かしたり気持ち良い程度に引っ張る事をオススメします!結構痛い箇所があるはずですよ。

長い長いマスク生活が、まだしばらく続きそうですが、感染対策をしながら頭痛や首コリになるべく解放されたいものですよね。
セルフケア、やってみてください☆

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