目次

• ○  眼輪筋が原因？
• ○  改善方法は？
• ○  眼輪筋マッサージ＆トレーニング

眼輪筋が原因？

さまざまな原因が重なり、目の下にたるみが出てきてしまいます。
目の周りには眼輪筋という筋肉があり、眼窩脂肪を支える筋肉です。筋力が低下することで眼輪筋が衰え、眼窩脂肪を支えられなくなり、たるみが出てしまいます。
1番の原因は加齢によるものですが、近年では長時間スマートフォンやパソコンの画面を見続けてしまうことで、まばたきの数が減少し、筋力低下につながります。
また、眼窩脂肪とは眼球をクッションのように支えている脂肪。眼輪筋の低下や肌の弾力がなくなることで、眼球の重みに耐えきれなくなり、眼球に圧迫された脂肪が、目の下のたるみとなり現れます。
目の下がたるみ下まぶた全体が下がることで、皮膚に凹凸が生じ影となって目の下にクマが現れてきます。このクマは加齢により皮膚が薄くなった証拠ともいわれています。

改善方法は？

目の下のたるみは筋肉によるもの、はり、弾力が原因といわれています。たるみのない目もとを取り戻し、健康的な元気で明るい印象を手に入れましょう。
大きな原因である、筋力の低下は、眼輪筋を鍛えることで目の周りの筋肉が鍛えられ、肌が引き締まり、たるみが目立たなくなります。
また、肌の老化は乾燥や紫外線で進行していきます。毎日のスキンケアで肌の調子を整え、ハリのある肌を手に入れましょう。仕上げには美容液やクリームを使って、目の周りに栄養をたっぷり与えてください。コラーゲンやエラスチンなど、肌にハリを与える成分が配合されている化粧品がおすすめです。
さらに、顔まわりの血行をよくすることで新陳代謝が活発になり、クマやくすみが解消してたるみが目立たなくなります。顔の筋肉を動かすことにより血行が非常によくなり、むくみが解消できるので、小顔効果も期待できます。

眼輪筋マッサージ＆トレーニング

眼輪筋トレーニングの前に、額の前頭筋のマッサージを行います。手で軽く握りこぶしをつくり、額におきます。額の骨に圧をかけるようにし、こぶしを1か所につき5回、クルクルと回しほぐしましょう。
｢眼輪筋マッサージ｣
①中指と薬指の腹を右の眉頭にそえる。
②指の腹を斜め上方向（左目の上）に向かってすべらせるようにして引き上げる。(反対側も同様に行う)
③そのまま2本の指の腹を眉間から額の方向へすべらせる(左右交互に4回行う)
④手のひらで顔を覆い、中心から外方向へ2回引き上げる

｢下まぶたトレーニング｣
①人差し指で、上まぶたの眼輪筋をとらえます。
②軽く押さえて固定し、下まぶただけで閉じるように動かします。これを10回行います。

｢目尻トレーニング｣
①目尻を人さし指と中指で固定します。
押さえる場所は、こめかみよりも目に近い部分を。(目尻の筋肉だけでなく、その奥にある骨もしっかりと指で押さえます。)
②指で垂直に圧をかけ、まぶたを10回開閉します。目はできるだけ大きく開くのを意識してください。

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