BLOG

ブログ

肩のインナーマッスル②棘下筋

肩のインナーマッスルとは4つの筋肉で構成され主に棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の4つで構成されています。その中でも棘下筋についてどのような役割や機能を果たしスポーツ選手ではどのような場面で使われているのか詳しく見ていきましょう!

目次

棘下筋のはたす機能と役割

棘下筋は棘上筋の下に位置し主に肩関節を外旋(腕を外向きにひねる)する役割があります。非常に薄い筋肉ではありますが肩のインナーマッスルの中では2番目に大きな筋肉でもあります。神経支配の関係上損傷する場合は棘上筋と共に損傷することが多いです。

多くは投的系スポーツ選手で損傷しやすい!

棘下筋は、野球などの投球動作時に肩が抜けないように守る働きがあります。投球の繰り返しによって筋肉には相当な負担がかかってしまいます。そのため野球選手やバレーボールなどの肩を酷使するスポーツでは怪我する割合が高くなります。
また、棘下筋が弱くなったり、凝り固まっていると肩の安定性が保てなくなるため腕の骨(上腕骨)が上方や前方にずれるようになり、肩関節にズレが生じたまま日常生活を送っているとインピンジメント症候群(肩の衝突による痛み)などの原因となることもあります。そのため治療の1つとして棘下筋のストレッチや筋力UPがおすすめです。

棘下筋機能UP

準備するもの→500mlの水の入ったペットボトル。又はゴムチューブ

1. 肘を90°曲げた時の手の高さの位置にチューブの片側を壁や柱などに引っ掛けます。
2. 棘下筋を意識しながらゆっくりとチューブを体から離すように引っ張っていきます。
3. 2の動作を繰り返しましょう。

腕を横に開く運動であるため脇を閉めた状態で動作を行うことを意識してください。どうしても開いていしまう場合は両脇をゴムで閉めるのがおすすめです。

SHARE

ブログ一覧

ホーム > ブログ > 肩のインナーマッスル②棘下筋