産後 骨盤の状態とは
妊娠中は母体と赤ちゃんを守るために、どんな女性でも妊娠前より脂肪がついていくのが普通です。そして産後、体型が産前に戻らないことに悩む方も多くいます。体重は元に戻っても、体型は戻らなかったという方も相当多いのではないでしょうか？産後の体型変化には、骨盤の歪みが大いに関係していますので、少しお話いたします。
目次
骨盤はなぜ歪むのか？
骨盤は仙骨、腸骨、尾骨らの骨で構成されています。女性は赤ちゃんを産むために骨と骨をつないでいる靭帯が緩んで、骨盤が開くことで赤ちゃんが産道を通れるようになります。
妊娠・出産で広がった骨盤は、産後３～４ヶ月かけて左右交互に少しずつ縮みながら、ゆっくりと元の状態に戻ろうとします。しかし、妊娠前や妊娠中に骨盤の歪みがあったり、産後３ヶ月頃までに横座りや椅子での足組み、猫背といった体を歪める姿勢をとることで、骨盤は正常な位置に戻らなくなってしまいます。骨盤が元の状態で固まる（閉じる）までは、骨盤の骨を結合している靭帯は柔らかく緩み、骨盤はグラグラの状態です。
産後で骨盤がもとに戻らないと、どうなる？
血流が悪くなり、脂肪の燃焼がうまくいかないため、太りやすくなる。また、歪みの為に骨盤、股関節周辺に痛みが発生したり肩こり、腰痛、むくみ、冷え性などのトラブルにもつながってしまいます。
そんな身体の問題には
産後の骨盤についてちょっとだけ理解いただけましたか？
次回はたなごころでやっている骨盤矯正をいつか書きたいと思います。笑